【初心者必見】バイク納車後にありがちな失敗5選とその回避法

バイク-ライフスタイル
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初めてのバイク納車。キーを回し、エンジンがかかった瞬間のあのワクワク感、忘れられませんよね。

でもその一方で、納車後すぐに「あっ、やってしまった!」という失敗やトラブルを経験する初心者ライダーも少なくありません。
かくいう私も、納車初日の立ちゴケを皮切りに、数々の“小さなやらかし”を積み重ねてきました…。

この記事では、そんなバイク初心者が納車後についやってしまいがちなミス5選をご紹介します。
ありがちなシチュエーションと、その対策も一緒にまとめていますので、これからバイクに乗り始める方、納車を控えている方はぜひ参考にしてください。

「事前に知っていれば防げた…」そんな後悔を減らすために、あなたのバイクライフのスタートを応援します!


【1】信号待ちやUターンで“立ちゴケ”してしまう

● よくあるシチュエーション

バイク初心者が最初に直面しやすいのが「立ちゴケ」。
信号待ちや、駐車場での切り返し、Uターン時などでバランスを崩し、そのままバイクを支えきれずに“パタン”と倒してしまうケースが多いです。

「走ってるときは大丈夫なのに、止まってる時に倒すってどういうこと?」と驚かれるかもしれませんが、実はこれ、超あるあるなんです。

● 主な原因

  • サイドスタンドを出したと思っていたが出ていなかった
  • 地面が傾いていた/砂利・段差があった
  • 足をつこうとした場所が思ったより遠かった
  • 重心が外側に寄ってしまい、支えきれなかった
  • バイクの取り回しに慣れておらず、焦って操作ミス

特に、足つき性の悪いバイクに初めて乗る方は、最初の一週間くらいが一番危ない時期。
納車直後で気持ちが浮ついているのも原因の一つです。

● 防ぐためのコツ

  • バイクにまたがったら必ず足つきと地面の状況を確認する
  • 停車時はまっすぐ止まり、体をバイクと一体にする(ニーグリップ)
  • 左足で支えるクセをつけておく(右足でリアブレーキを踏めるように)
  • 傾斜のある場所・砂利道では無理にUターンや停車をしない
  • サイドスタンドを出す動作は「目で確認する」習慣をつける

● ワンポイントアドバイス

最初の立ちゴケで傷がついたときはショックですが、「これで済んでよかった」と前向きに切り替えましょう!
むしろ、“軽い立ちゴケ1回で済んだ”なら、それはいい経験。
バイクに慣れるまでは「立ちゴケしそうな場面を想定して動く」ことが安全のコツです。

>>立ちごけにはエンジンガード

【2】サイドスタンドを出し忘れて転倒しかける

● よくあるシチュエーション

バイクを停めようとして「よし、止まった」と思った瞬間──
サイドスタンドを出し忘れてそのまま転倒!なんて経験、初心者にはかなり多いんです。

逆に、スタンドを戻し忘れたまま発進しようとして、エンジンがストンと止まることも。
どちらも「やった人は絶対に忘れない」タイプのミスです(笑)

● 主な原因

  • サイドスタンドを「出したつもり」で実際は半出し状態
  • 降りる動作に気を取られてスタンドを出し忘れる
  • 発進時、スタンドの戻し忘れに気づかない
  • キルスイッチと混同してパニックになる(初心者あるある)

スタンドが出たままでも発進できてしまう車種もありますし、
逆にスタンドが出たままだとエンジンカットがかかる車種もあるので、混乱しやすいのも無理はありません。

● 防ぐためのコツ

  • 停車したら「ギアをニュートラル → サイドスタンドを出す → エンジンOFF」のルーティンを覚える
  • 発進前の「サイドスタンド確認」を毎回意識する
  • 停車時に足で“ガチャン”と最後まで蹴り出す感覚を覚えておく
  • 可能なら納車時にスタンドスイッチの作動タイプを確認しておく(エンストするかどうか)

● ワンポイントアドバイス

サイドスタンドの出し忘れ/戻し忘れは、慣れてきた頃にやりがちなのもポイント。
慣れてきて「確認を省略してしまう」のが危険なんですね。

ちょっとした“確認クセ”が習慣になれば、スタンド系のミスはほぼゼロになります。
**「目で見て、足で蹴って、確認する」**が合言葉です!


サイドスタンドは付け替える人結構多いですよね。

【3】ニュートラルが入らず焦る・動かない

● よくあるシチュエーション

信号待ちや駐輪場で、「ニュートラルにしようと思ったのに全然入らない!?」
そんな場面に遭遇したことはありませんか?

ギアが1速や2速のまま硬くて動かない、Nに入ったと思ってもまた1速に戻る……
初心者にとっては特に焦る瞬間ですし、後ろに車がいたらパニックになりますよね。

● 主な原因

  • クラッチをしっかり握れていない
  • シフトペダルの踏み方が浅い/強すぎる
  • 止まった状態ではギアが入りづらい車種もある
  • バイクが少し前後に動いていないと、ギアが引っかかることがある

教習所では「ギアチェンジの感覚」を丁寧に練習する時間が少ないため、
実走で初めて「うまくいかない」を経験する人が多いポイントです。

● 防ぐためのコツ

  • クラッチはしっかり握る(遊びがあることを意識)
  • 靴の先でペダルをやさしく「カチッ」と上げる(力を入れすぎない)
  • バイクをわずかに前後に動かしながら操作するとうまくいくことも
  • Nランプが点くのをしっかり目で確認する
  • 信号待ち時は無理にニュートラルにせず、1速ホールドも選択肢に
raimu
raimu

私もニュートラルに入らなくて長い間1速に入れっぱなしで信号待ちしていました

● ワンポイントアドバイス

「ニュートラルに入らない=自分が下手」ではありません!
バイク側のクセや構造の問題も大きいので、慣れてきたら「あ、こういう時入りづらいな」と掴めてきます。

最初のうちは“ニュートラルにこだわらずに安全に止まる”ことを優先してOKです。
徐々に感覚をつかんでいきましょう!

余計な事をすると立ちごけします!!

【4】ミラーの角度が合っておらず、後方確認できない

● よくあるシチュエーション

「走り出してから、あれ?ミラーに全然後ろが映ってない…」
あるいは、「振動でズレててミラーが自分の腕しか映らない!」なんてこと、初心者には“あるある”です。

納車時や乗車前にミラーを合わせたつもりでも、実走で姿勢が変わると全然合ってないことに気づくパターンが多いです。

● 主な原因

  • 跨ったときと実走時でのライディング姿勢の違い
  • 最初から「適当に調整して」そのまま走り出してしまう
  • ミラーの角度を合わせる“基準”がよくわかっていない
  • ハンドルが切れている状態で調整してしまう

後方確認が不十分だと、車線変更や右左折時に非常に危険です。

● 防ぐためのコツ

  • ミラー調整は**「乗車姿勢を取った状態」で左右を確認しながら行う**
  • 腕の3分の1が映り、後方車両の動きが両側に見える状態が理想
  • 停車時にハンドルがまっすぐになっていることを確認して調整する
  • 走行中にズレたら、信号待ちなどで安全に調整し直す

● ワンポイントアドバイス

ミラーは“見えればOK”ではなく、“正しく後方確認できること”が重要です。
走行中に「ミラーの死角がどこにあるか」も体感しておくと、死角に入るクルマやバイクの動きが読みやすくなります

不安なうちは、目視での後方確認(振り向き確認)も積極的に併用しましょう!

【5】燃料残量を見落としてガス欠しかける

● よくあるシチュエーション

「まだ半分は入ってるはず…」と思っていたら、
ツーリング中にガス欠寸前!なんとかスタンドにたどり着いた……という経験、ありませんか?

初心者のうちは燃料計の見方や航続距離の感覚がつかめておらず、給油タイミングを逃してしまうことがよくあります。

● 主な原因

  • アナログメーターで正確な残量がわかりづらい
  • バイクによって「警告灯が点くタイミング」が違う
  • トリップメーター(走行距離計)をリセットしていない
  • 高速道路や山道で「次のガソリンスタンド」が遠くて焦る

特に、燃料計がついていないタイプのバイク(オフロード車など)では、自己管理がより重要になります。

● 防ぐためのコツ

  • 給油したら必ずトリップメーターをリセットしておく
  • 自分のバイクの平均燃費とタンク容量から「航続距離」を把握しておく
  • 半分を切ったら「次の休憩で給油」くらいの早めの行動が安心
  • ガソリンスタンドが少ないエリアでは事前にマップで確認しておく

● ワンポイントアドバイス

「燃料が足りるか不安…」という状態で走ると、無意識に焦って判断力も落ちがち。
“少し早めの給油”が安心・安全なツーリングのコツです!

また、レギュラー/ハイオクの指定を間違えないように注意するのも初心者あるある。
納車時に、必ず確認しておきましょう!

まとめ|ミスは誰でも通る道。だからこそ、備えが大切!

今回は、バイク初心者が納車後についやってしまいがちなミスを5つご紹介しました。

🔁 今回の内容をおさらいすると…

  1. 信号待ちやUターンでの立ちゴケ
  2. サイドスタンドの出し忘れ・戻し忘れ
  3. ニュートラルがうまく入らず焦る
  4. ミラーの角度が合っておらず後方確認できない
  5. 燃料残量を見落としてガス欠しかける

こういった失敗は、誰もが一度は経験する“あるある”です。
大切なのは「失敗しないこと」ではなく、「事前に知っておいて、落ち着いて対応できるようになること」

そして、こうした経験の一つひとつが、あなたのライディングスキルを確実に育ててくれます

バイクは楽しい乗り物だからこそ、安全第一で、余裕を持って乗るのが一番です!

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