「クロスカブ110とハンターカブ、結局どっちがいいんだろう?」
どちらもカブシリーズらしい親しみやすさがありながら、アウトドアテイストの強い人気モデルなので、購入時に迷う人は多いのではないでしょうか。
見た目は似た方向性ですが、実際には排気量や車重、足つき、燃料タンク容量、ブレーキ、価格などに違いがあります。
結論からいうと、
街乗り・通勤・軽さ・価格を重視するならクロスカブ110、ツーリング・積載・アウトドアでの使いやすさを重視するならCT125・ハンターカブがおすすめです。
特に大きいのが価格差です。
2026年8月時点のメーカー希望小売価格は、
- クロスカブ110:412,500円
- CT125・ハンターカブ:495,000円
となっており、ハンターカブの方が82,500円高くなっています。
この記事では「その82,500円を払ってハンターカブを選ぶ価値があるのか?」という点も含め、クロスカブ110とハンターカブの違いを詳しく比較します。
「どっちを買えば後悔しない?」と迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
- クロスカブ110とハンターカブの違いを一覧比較
- クロスカブ110とハンターカブの大きな違い7つ
- 街乗り・通勤ならクロスカブとハンターカブどっち?
- ツーリングならクロスカブとハンターカブどっち?
- キャンプ・林道ならハンターカブとクロスカブどっち?
- クロスカブとハンターカブはどっちが人気?
- 中古で買うならクロスカブとハンターカブどっち?
- クロスカブをハンターカブ風にすることはできる?
- スーパーカブ・クロスカブ・ハンターカブの違いは?
- クロスカブとハンターカブで迷ったらどっちを選ぶ?
- 8万2,500円高くてもハンターカブを選ぶ価値はある?
- クロスカブとハンターカブについてよくある質問
- 購入前にやっておきたい5つのこと
- まとめ|クロスカブとハンターカブの違いは「軽さと実用性」か「装備と遊び」か
クロスカブ110とハンターカブの違いを一覧比較

まずはクロスカブ110とCT125・ハンターカブの主要な違いを一覧で見てみましょう。
| 比較項目 | クロスカブ110 | CT125・ハンターカブ |
|---|---|---|
| 排気量 | 109cc | 123cc |
| 最高出力 | 8.0PS / 7,500rpm | 9.1PS / 6,250rpm |
| 最大トルク | 8.8N・m / 5,500rpm | 11N・m / 4,750rpm |
| 車両重量 | 107kg | 118kg |
| シート高 | 784mm | 800mm |
| 最低地上高 | 163mm | 165mm |
| 燃料タンク容量 | 4.1L | 5.3L |
| WMTCモード燃費 | 67.9km/L | 66.9km/L |
| 前ブレーキ | ディスク+ABS | ディスク+ABS |
| 後ブレーキ | ドラム | ディスク |
| 変速機 | 4速 | 4速 |
| 乗車定員 | 2名 | 2名 |
| メーカー希望小売価格 | 412,500円 | 495,000円 |
※価格・スペックは2026年8月時点のHonda公式情報をもとにしています。実際の販売価格や乗り出し価格は販売店によって異なります。
大まかに分けると、
クロスカブ110は「軽くて扱いやすい実用派」
ハンターカブは「装備と遊びの幅を広げたレジャー派」
という違いがあります。
どちらも街乗りからツーリングまで楽しめますが、何を重視するかによっておすすめは変わります。
クロスカブ110とハンターカブの大きな違い7つ

① 排気量とエンジン性能の違い
クロスカブ110とハンターカブでは、まずエンジンの排気量が違います。
クロスカブ110は109cc、CT125・ハンターカブは123ccです。
さらに最高出力と最大トルクを比較すると、
| 項目 | クロスカブ110 | ハンターカブ |
|---|---|---|
| 排気量 | 109cc | 123cc |
| 最高出力 | 8.0PS | 9.1PS |
| 最大トルク | 8.8N・m | 11N・m |
となっています。
特に注目したいのが最大トルクです。
ハンターカブはクロスカブ110より大きなトルクを低い回転数で発生します。
そのため、
- 発進
- 坂道
- 荷物を積んだ状態
- タンデム
- ツーリング
などでは、ハンターカブの方が余裕を感じやすいと考えられます。
一方、街中を40~60km/h程度で走ることが中心なら、クロスカブ110でも十分実用的です。
単純に「14ccしか違わない」と考えるより、ハンターカブは低中速域で少し余裕を持たせたエンジンと考えると分かりやすいでしょう。
② 速さ・加速性能の違い|どっちが速い?
「ハンターカブとクロスカブはどっちが速い?」と気になっている人も多いでしょう。
スペック上の動力性能だけを見ると、ハンターカブの方が上です。
クロスカブ110が8.0PSなのに対して、ハンターカブは9.1PS。
最大トルクも8.8N・mに対して11N・mあります。
そのため、発進加速や上り坂などではハンターカブの方が余裕を感じやすいでしょう。
ただし注意したいのが「最高速」です。
Hondaの主要諸元には両モデルの最高速度は掲載されていません。
ネット上ではさまざまな最高速の数値が紹介されていますが、
- ライダーの体重
- 風向き
- 路面
- 勾配
- タイヤ
- カスタム状態
- 車両の個体差
によっても変わります。
そのため、この記事では「最高速は○km/h」と断定しません。
速さを重視するのであれば、最高速そのものよりも発進や坂道、巡航時の余裕でハンターカブが有利と考えるのが現実的です。
③ 車重と取り回しの違い
取り回しではクロスカブ110が有利です。
車両重量は、
- クロスカブ110:107kg
- ハンターカブ:118kg
なので、11kgの差があります。
走っているときには大きく感じなくても、
- 駐輪場から出す
- バイクを押して移動する
- 狭い場所で方向転換する
- センタースタンドを使う
- 傾いた車体を支える
といった場面では、この11kgの差が効いてきます。
毎日の通勤や買い物で頻繁に使うのであれば、クロスカブ110の軽さはかなり大きなメリットです。
逆にハンターカブは重量がある分、クロスカブ110ほど「ヒラヒラと軽い」という方向ではありません。
気軽に乗り出せることを最優先するならクロスカブ110がおすすめです。
④ 足つきの違い
足つきも、購入前に確認しておきたいポイントです。
シート高は、
- クロスカブ110:784mm
- ハンターカブ:800mm
となっていて、ハンターカブの方が16mm高くなっています。
16mmだけを見ると大差がないように感じますが、足つきはシート高だけでは決まりません。
シートの幅や形状、サスペンションの沈み込み、ライダーの股下などによっても変わります。
そのため、
「身長○cmなら絶対大丈夫」
とは言い切れません。
ただ、車両重量もクロスカブ110の方が11kg軽いため、足つきと取り回しを総合的に考えるとクロスカブ110の方が小柄な人や初心者には扱いやすい傾向があります。
一方、Hondaはハンターカブについて、シート形状を工夫して足着き性に配慮していると説明しています。
足つきが不安な場合は、スペックだけで決めず、販売店で実際に両車へまたがって比較するのがおすすめです。
⑤ 燃費と航続距離の違い
燃費については、意外にもクロスカブ110がわずかに優れています。
WMTCモード値は、
- クロスカブ110:67.9km/L
- ハンターカブ:66.9km/L
です。
その差はわずか1.0km/Lなので、実際の使い方ではほとんど気にならないレベルでしょう。
一方、大きな違いが燃料タンク容量です。
- クロスカブ110:4.1L
- ハンターカブ:5.3L
ハンターカブは1.2L多く入ります。
WMTCモード値とタンク容量を単純に掛けると、
- クロスカブ110:約278km
- ハンターカブ:約355km
となります。
もちろん、これは実際の航続距離を保証する数字ではありません。
燃費は交通状況や運転方法、積載量などによって変わるため、あくまで比較上の目安です。
それでも、
燃費そのものならクロスカブ110がわずかに優位
給油回数を減らしながら長距離を走りたいならハンターカブが有利
と考えられます。
⑥ ブレーキや車体装備の違い
ブレーキにも違いがあります。
クロスカブ110は、
- フロント:ディスクブレーキ+1チャンネルABS
- リア:ドラムブレーキ
です。
一方のハンターカブは、
- フロント:ディスクブレーキ+1チャンネルABS
- リア:ディスクブレーキ
となっています。
※ハンターカブもABSが作動するのはフロントのみです。
ハンターカブは前後ディスクブレーキを採用しているため、積載やタンデムも想定した装備になっています。
またハンターカブは、トップブリッジ付きフロントフォークやリアフレームなど、さまざまな走行シーンを想定して車体剛性が最適化されています。
さらに、
- アップマフラー
- ハイマウント吸気ダクト
- 大型リアキャリア
など、「CT」らしい装備が与えられているのも大きな特徴です。
クロスカブ110もセミブロックタイヤや可倒式ステップなどアウトドアを意識した装備がありますが、より本格的にレジャー用途へ振っているのがハンターカブです。
⑦ 価格の違い|8万2,500円差の価値はある?
2026年8月時点のメーカー希望小売価格は、
| 車種 | 価格 |
|---|---|
| クロスカブ110 | 412,500円 |
| CT125・ハンターカブ | 495,000円 |
| 差額 | 82,500円 |
です。
つまり、ハンターカブを選ぶ場合は82,500円多く支払うことになります。
では、この価格差に価値はあるのでしょうか。
ハンターカブには、
- 123ccエンジン
- 最大トルク11N・m
- 5.3L燃料タンク
- 前後ディスクブレーキ
- 大型リアキャリア
- アップマフラー
- ハイマウント吸気ダクト
- アウトドアを意識した車体設計
などがあります。
キャンプやツーリングを積極的に楽しみたい人なら、82,500円の差を払ってもハンターカブを選ぶ価値を感じやすいでしょう。
反対に、
「ほとんど通勤と買い物でしか使わない」
という場合は、クロスカブ110でも十分な可能性があります。
むしろ軽さや価格を考えれば、クロスカブ110の方が使いやすい人も多いでしょう。
街乗り・通勤ならクロスカブとハンターカブどっち?

街乗りや通勤を中心に使うなら、クロスカブ110をおすすめしやすいです。
理由は、
- 107kgと軽い
- ハンターカブより11kg軽い
- シート高が16mm低い
- 車両価格が82,500円安い
- WMTC燃費もわずかに良い
からです。
毎日使うバイクでは、最高出力よりも「駐輪場から出しやすい」「狭いところで扱いやすい」といった部分が重要になることがあります。
スーパーやコンビニへの買い物、駅までの通勤などではクロスカブ110の軽さが便利です。
ただし、見た目でハンターカブが圧倒的に好きなら話は別です。
バイクは単なる移動手段ではありません。
毎日見るものだからこそ、
「乗るたびに気分が上がるか」
も重要です。
予算に問題がなく、ハンターカブのデザインが好きなのであれば、街乗り中心だからという理由だけで諦める必要はありません。
ツーリングならクロスカブとハンターカブどっち?

ツーリング中心なら、ハンターカブがやや有利です。
特に大きいのが、
- 123ccエンジン
- 11N・mの最大トルク
- 5.3L燃料タンク
- 大型リアキャリア
です。
Hondaもハンターカブの5.3Lタンクについて、長距離ツーリングでの使い勝手を追求したものと説明しています。
燃料タンクが大きければ、ガソリンスタンドが少ない地域を走るときにも安心感があります。
また、荷物が増えやすいツーリングでは大型キャリアも便利です。
とはいえ、クロスカブ110でツーリングができないわけではありません。
下道をのんびり走り、
- 景色を楽しむ
- 道の駅を巡る
- 近県へ日帰りツーリング
- 小さな荷物でソロツーリング
といった使い方なら、クロスカブ110でも十分楽しめます。
ツーリング頻度が高く、積載や航続距離まで重視するならハンターカブ。
普段は街乗りで、ときどきツーリングするならクロスカブ110。
このように考えると選びやすいでしょう。
キャンプ・林道ならハンターカブとクロスカブどっち?
キャンプや未舗装路を楽しみたいなら、ハンターカブの魅力が大きくなります。
ハンターカブには横幅409mm×前後477mmの大型リアキャリアが装備されています。
荷掛けフックも備えられているため、
- キャンプバッグ
- テント
- 寝袋
- クッカー
- トップケース
などを積載しやすいのが特徴です。
また、
- アップマフラー
- ハイマウント吸気ダクト
- 可倒式ステップ
- トップブリッジ付きフロントフォーク
など、トレッキング走行を意識した装備もあります。
ただし、ひとつ注意したいポイントがあります。
最低地上高は、
- クロスカブ110:163mm
- ハンターカブ:165mm
なので、実は数値上の最低地上高は2mmしか違いません。
「ハンターカブだから地面とのクリアランスが圧倒的に高い」というわけではありません。
ハンターカブの強みは、最低地上高だけではなく、車体設計や吸排気系、積載性などを含めてアウトドアで使いやすく仕上げられている点です。
また、ハンターカブはトレッキングを楽しめるモデルですが、本格的なオフロード競技車ではありません。
荒れた林道を高速で走るような使い方ではなく、未舗装路をのんびり楽しむバイクと考えた方がよいでしょう。
クロスカブとハンターカブはどっちが人気?

クロスカブとハンターカブは、どちらも人気の高い原付二種モデルです。
ただし「どちらの方が人気か」は、販売期間や集計方法によって結果が変わるため、単純には決められません。
そして購入する際には、人気だけで選ばない方がよいでしょう。
たとえばハンターカブのデザインやアウトドア感に魅力を感じる人が多かったとしても、
- 通勤中心
- 軽さを重視
- できるだけ安く買いたい
という人にはクロスカブ110の方が合う可能性があります。
反対に、価格差だけを見てクロスカブ110を選んでも、
「やっぱりハンターカブが欲しかった」
となれば買い替えの方が高くついてしまいます。
人気ではなく、自分が何に使いたいかを基準に選ぶことが大切です。
中古で買うならクロスカブとハンターカブどっち?
中古車も選択肢に入れると、クロスカブとハンターカブの価格差が縮まるケースがあります。
ただし中古車は、価格だけで選ばないようにしましょう。
チェックしたいのは、
- 年式
- 走行距離
- 整備履歴
- 転倒歴
- タイヤの残量
- チェーンやスプロケットの状態
- ブレーキの状態
- サビ
- エンジン始動性
- カスタム内容
などです。
特にカブ系はカスタムパーツが豊富なので、中古車でもカスタムされた車両が多くあります。
カスタムパーツが付いていると一見お得に見えますが、自分に不要なパーツだったり、純正部品が残っていなかったりする場合もあります。
中古価格は時期や地域、走行距離などによって大きく変動するため、
「クロスカブなら○万円、ハンターカブなら○万円」と固定的に考えず、新車の乗り出し価格と比較すること
をおすすめします。
クロスカブをハンターカブ風にすることはできる?
クロスカブ110はカスタムパーツが豊富なので、ハンターカブのようなアウトドアテイストへ近づけることはできます。
たとえば、
- 大型リアキャリア
- フロントキャリア
- サイドバッグ
- トップケース
- エンジンガード
- アウトドア系スクリーン
- ブロックパターン系タイヤ
- マフラー
などを追加すれば、見た目や積載性を大きく変えられます。
【クロスカブ110用リアキャリア】
【クロスカブ110用サイドバッグ・バッグサポート】
【クロスカブ110用フロントキャリア】
ただし、カスタムをしても、
- 排気量
- エンジン性能
- 燃料タンク容量
- 車体構造
などはハンターカブと同じにはなりません。
また、ハンターカブ風にしようと何万円もカスタムすると、
「最初からハンターカブを買った方がよかった」
ということもあります。
購入前からハンターカブ風の大型カスタムを考えているのであれば、カスタム費用を含めて比較してみましょう。
スーパーカブ・クロスカブ・ハンターカブの違いは?
クロスカブやハンターカブを探していると、スーパーカブ110とも迷うことがあります。
3車種を大きく分けるなら、
| 車種 | 特徴 |
|---|---|
| スーパーカブ110 | 通勤・通学など日常用途を重視 |
| クロスカブ110 | 日常用途+アウトドアテイスト |
| CT125・ハンターカブ | ツーリング・レジャー・アウトドアをより重視 |
というイメージです。
スーパーカブ110には大型レッグシールドがあり、雨や泥はねなどを抑えやすいため、毎日の通勤・通学との相性がいいモデルです。
クロスカブ110はレッグシールドをなくし、太めの17インチセミブロックタイヤや可倒式ステップなどを採用。
よりアクティブな雰囲気になっています。
さらに遊びやアウトドア方向へ振ったのがハンターカブです。
どれが上というわけではなく、
実用性をどこまで重視し、趣味性をどこまで求めるか
で選ぶと分かりやすいでしょう。
クロスカブとハンターカブで迷ったらどっちを選ぶ?
ここまで比較しても迷う人のために、それぞれがおすすめな人をまとめます。
クロスカブ110がおすすめな人
クロスカブ110は、次のような人におすすめです。
- 通勤や買い物で使うことが多い
- 軽いバイクが欲しい
- 足つきが気になる
- 車両価格を抑えたい
- 燃費を重視したい
- ときどきツーリングしたい
- カスタムを楽しみたい
- ハンターカブほど本格的なアウトドア装備は必要ない
特に、
「街乗り8割、ツーリング2割」
くらいの使い方ならクロスカブ110は非常にバランスのいい選択肢です。
82,500円の価格差をヘルメットやリアボックス、スマホホルダー、ウェアなどへ回す考え方もあります。
【クロスカブ110対応リアボックス】
CT125・ハンターカブがおすすめな人
ハンターカブは次のような人におすすめです。
- キャンプツーリングをしたい
- 長距離ツーリングが多い
- 荷物をたくさん積みたい
- 未舗装路にも入ってみたい
- エンジンの余裕を重視したい
- 大きな燃料タンクが欲しい
- 前後ディスクブレーキに魅力を感じる
- ハンターカブのデザインが好き
特に重要なのは最後の項目です。
クロスカブとの価格差は82,500円ありますが、
「本当はハンターカブが欲しいけれど、安いからクロスカブにする」
という選び方は慎重に考えた方がよいでしょう。
バイクは趣味性の高い乗り物です。
何年も所有するのであれば、価格だけでなく「本当に欲しい方」を選ぶことも、後悔を防ぐ方法のひとつです。
8万2,500円高くてもハンターカブを選ぶ価値はある?
最終的に迷うポイントはここではないでしょうか。
ハンターカブはクロスカブ110より82,500円高くなります。
この差額に価値があるかどうかは、使い方によって変わります。
82,500円多く払ってもハンターカブを選びたい人
- キャンプへ頻繁に行く
- ツーリング距離が長い
- 大型リアキャリアを活用したい
- ガソリンスタンドが少ない地域も走る
- エンジン性能の余裕が欲しい
- 前後ディスクブレーキが欲しい
- ハンターカブの見た目に強く惹かれている
このような人なら価格差以上の満足感を得られる可能性があります。
クロスカブ110で十分な人
一方、
- 通勤が中心
- 近距離の街乗りが多い
- キャンプへほぼ行かない
- 林道へ行かない
- 大量の荷物を積まない
- 軽さを優先したい
のであれば、クロスカブ110でも十分でしょう。
浮いた82,500円を装備やカスタム、ツーリング費用へ使うのもひとつの方法です。
クロスカブとハンターカブについてよくある質問

クロスカブとハンターカブはどっちが速い?
エンジンスペックではハンターカブが上です。
クロスカブ110は8.0PS・8.8N・m、ハンターカブは9.1PS・11N・mなので、発進や坂道などではハンターカブの方が余裕を感じやすいでしょう。
ただしHondaは両車の最高速度を公表していないため、「最高速○km/h」と一概にはいえません。
クロスカブとハンターカブはどっちが燃費がいい?
Honda公表のWMTCモード値では、
- クロスカブ110:67.9km/L
- ハンターカブ:66.9km/L
なので、クロスカブ110が1.0km/L上です。
ただしハンターカブは5.3Lの燃料タンクを搭載しているため、航続距離では有利です。
足つきがいいのはどっち?
スペック上ではクロスカブ110です。
シート高はクロスカブ110が784mm、ハンターカブが800mm。
さらにクロスカブ110は11kg軽いため、取り回しを含めても扱いやすいでしょう。
ただし足つきは体格によって変わるので、購入前に実車へまたがることをおすすめします。
クロスカブとハンターカブは二人乗りできる?
クロスカブ110とCT125・ハンターカブは、どちらもHondaの主要諸元で乗車定員2名となっています。
ただし実際に公道で二人乗りする場合は、免許取得後の期間や道路ごとの交通規制など、法律上の条件を満たす必要があります。
初心者にはどっちがおすすめ?
初めてバイクに乗る人には、軽さと足つきの面からクロスカブ110をおすすめしやすいです。
107kgと比較的軽く、シート高も784mmなので、押し歩きや駐輪もしやすいでしょう。
ただしキャンプやツーリングが購入目的なら、最初からハンターカブを選ぶのもありです。
購入前にやっておきたい5つのこと

最後に、クロスカブとハンターカブで迷っている人は次の順番で考えてみましょう。
1. メインの使い方を決める
まず、
- 通勤
- 街乗り
- ツーリング
- キャンプ
のどれが一番多いのかを決めます。
日常用途中心ならクロスカブ、趣味用途が多くなるほどハンターカブが候補になりやすくなります。
2. 82,500円の価格差を考える
車両だけでなく、
- ヘルメット
- グローブ
- ジャケット
- リアボックス
- スマホホルダー
- 任意保険
などにも費用がかかります。
総予算で比較することが重要です。
3. 足つきを実車で確認する
カタログのシート高だけでは足つきは分かりません。
できれば同じ日に2台へまたがって比較しましょう。
4. 取り回しを確認する
可能なら車体を起こした状態でハンドルを持ち、重量感も確認します。
11kgの差を大きいと感じるかどうかは人によって違います。
5. 最後は「どっちに乗りたいか」で決める
スペックを比較したうえで、
駐車場に2台並んでいたらどちらへ乗りたいか
を考えてみるのもおすすめです。
用途に合っていることはもちろん大切ですが、趣味のバイクでは所有したときの満足感も無視できません。
まとめ|クロスカブとハンターカブの違いは「軽さと実用性」か「装備と遊び」か

クロスカブ110とCT125・ハンターカブは似ているように見えますが、比較すると性格がかなり違います。
もう一度、大きな違いをまとめます。
| 比較ポイント | おすすめ |
|---|---|
| 価格 | クロスカブ110 |
| 軽さ | クロスカブ110 |
| 足つき | クロスカブ110 |
| 燃費 | クロスカブ110 |
| エンジン性能 | ハンターカブ |
| 燃料タンク容量 | ハンターカブ |
| 積載性 | ハンターカブ |
| ツーリング | ハンターカブ |
| キャンプ・レジャー | ハンターカブ |
簡単にまとめれば、
クロスカブ110は「軽さ・実用性・価格」を重視する人向け。
ハンターカブは「エンジンの余裕・積載・ツーリング・アウトドア」を重視する人向け。
です。
街乗りや通勤が中心なら、クロスカブ110でも十分楽しめます。
一方、ツーリングやキャンプなど「バイクを使って遊ぶこと」を重視するのであれば、82,500円高くてもハンターカブを選ぶメリットがあります。
そしてスペックを比較しても最後まで迷うのであれば、実際に2台へまたがってみるのがおすすめです。
重量や足つきは数字だけでは分かりません。
「どちらに乗って出かけたいか」まで考えて選べば、購入後の後悔を減らせるでしょう。

